ついに、ラッファエッロの故郷、ウルビーノを訪ねた!



☆ 海岸の町ペーサロから50分ほどバスに揺られ内陸にあがると、丘の上のルネッサンスの町ウルビーノに着く。今回のイタリア行きの一番の目的はこの街を訪ねること。ペルージャ在の友人 junko に付き添ってもらいやっと夢が叶った。彼女の話によると、現在のウルビーノは イタリアの IT技術の核の街 とか・・。
これについてはあとで う〜む、なるほど と感心する出来事があるのだが、ウルビーノの城門下のバス停についたAnliecatの前に立ちはだかる城壁と長い石畳を目にした頭に、コンピュータのことなど浮かぶはずもなかった。


塔の右手にエレベーターがあるよ



ペーザロからこのバスできましたっ

☆ウルビーノの街を歩いていて一番多く出会う人は学生だとか。15世紀半ば フェデリコ・ダ・モンテフェルトロ公 の下、ヨーロッパでもっとも文化水準の高い都市の一つとして繁栄をみたウルビーノ。ホテルの近くにも大学があったっけ。でもそんなことより、まずは ラッファエッロ なのだよ。そう、ここウルビーノはあのラッファエロの生まれた町なのだ。

彼の自画像のまなざしが いつか僕の生まれた町をみてほしい と、長い間Anliecatに語りかけていた(と勝手に思ってますにゃん)。その思いに答えようとはるばるやって来たのだ。


☆もっとホテルの画像をみたいひと
ここをクリックしてね

 



サン・ドメニコ教会(左)とホテル(右)


ここが フロントなのです(シンプルすぎ?)

☆ ホテル サン・ドメニコ ☆


☆ドゥカーレ宮殿(現在はマルケ州の国立美術館)真ん前の教会と壁を共有?して ホテル サン・ドメニコ は在った。予想どおり落ち着いた中世のたたずまいを残したその外観・・。
ところが、ところがなのだ!ドアを開けて一歩中にはいる。フロントらしきものがあるにはあるのだが、コンピュータの乗ったモダンなテーブルとおしゃれなチェストだけ(誰の作品かは思い出せないのだけど、ホラ、スニーカをはいた?あれ)。

にゃんだこれは・・の頭のままAnliecatが受け取ったのは、カード式のカギと、それとは妙に不釣り合いなチンケな一本の鍵。どうして2種類の鍵が? ペルケ? 。疑問符だらけの頭で乗り込んだエレベータの中は近未来。

廊下に一歩踏み出す。う〜めまいが・・。廊下の右側にずらりと並んだドアの色!あざやかなブル!。そして左手の金網?からのぞいた風景とは、にゃにゃにゃんと 隣の教会の内部 じゃないのお〜。教会の天井付近から見下ろしたことになる。ホテルのドアの内と外で、廊下の右と左で、全く別の様相をしながらこのホテルは存在しているのだ。ふむふむわかってきたぞ、とカード式のカギをいれる。

赤い光のままドアは動かない。何回か試しあきらめてチンケな鍵を鍵穴にいれる。いとも簡単に開く。ペルケ?  
フロント曰く 数日前からコンピュータの調子がおかしいのです。やはりダメでしたか?そちらの鍵の方を使って下さい(伊語)。

これでこそイタリアなどと妙な納得をして部屋に入ると、壁には ウオーホール の作品があった。窓の外は中庭のはず、と窓を開ける。ん?何かおかしい。が、見下ろした中庭の不思議なオブジェの群れにしばし目を奪われ数分が経つ。なんだか部屋の中が暑い。いつの間にかエアコンの音が消えている。窓を閉める。何かが作動した音がする。

ひぃえ〜、にゃんてこった。窓の開閉がエアコンのスイッチの ON/OFFになっているとは!消エネですごいにゃあ〜。(ただ夜は夏とはいえ冷えるので 窓を閉めたときのOFFや温度調節をいちいちフロントに頼むのがメンドウ)。それにしてもドアの内と外で全く違う顔を持つこのホテルに、すっかりはまってしまったAnliecat。単純なこのネコは、このホテルに泊まるためだけでももう一度ウルビーノを訪ねようと心に誓う。

だが今は着いたばかりなのだ。



サン・ドメニコ教会内部
(上部の格子まど奥がホテル廊下)


ホテル(左てが教会・右てが部屋)

☆ ラッファエッロの生家へ、いざ! ☆

☆ ラッファエッロ通 り と名付けられた坂道の途中に、彼が14歳まで住んでいたという生家がある。そこで宮廷画家だった 父ジョヴァンニ の 受胎告知 を初めて目にした。その筆使いの優しさは、ラッファエッロが心から愛されて育ち彼の愛情あふれる表現へと引き継がれていることを表しているように思われた。

 

 


右手奥がラッファエッロ通り


ラッファエッロの生家の入り口

少年時代の作品 / 聖母子像(パンフレット)



生家の内部

部屋の天井にあるのは少年時のラッファエッロが描いたという 聖母子像 のフレスコ画。幼子の満ち足りた表情に見入ってしまう。寂しいことにこの町では、これ以外のラッファエッロの作品は 国立マルケ美術館 にタペストリーの下絵素描と、肖像画がみられるくらいかなぁ〜。
ここには他の画家たちによる何点もの模写 が目に付く。ラッファエッロの自画像の模写も多い。でも・・・・

ラッファエッロの自画像の模写のまなざしは よく来たね と言ってはくれなかったにゃ(汗)。

生家の内部



ラッファエッロと父がここで絵の具を作っていた

どのイスに座っていたのかにゃ


 

 


父ジョヴァンニが描いた「受胎告知」


☆ お散歩しよう! ☆


☆ウルビーノの町は ちいちゃい。狭い通りと坂道。
町の中心の広場(リナシメント広場)でさえも、広い通りと呼びたいくらい(あは!)。でも車の数は多いなぁ〜。

裏道のお散歩といきますか。いざ〜



ポルティコ(ボローニャで有名)


くるま・くるま・くるま


めまいがしそうだった

ラッファエッロの生家の中庭からのながめ


マルケ州国立美術館(ドゥカーレ宮殿)には
ルネッサンス期にこの町を訪れた 
ピエロ・デッラ・フランチェスカ
 
の作品といわれている(違うという説もあり)
 理想都市
 (最下画像)がある・・

ということで、
これまた好きな画家のひとりなもので行ってみました。
(涙の?結果報告は下部に)

 

城
ドゥカーレ宮殿の美しい塔

そして その壁面が 高度な美しい寄せ木細工 で埋め尽くされていることで有名な フェデリコ公の書斎。この寄せ木細工の一部は、あの ボッティチェッリ のデッサンを基にしているとのこと。いやぁ〜、それはそれは見事なものでしたよ。

  寄せ木
寄せ木細工で描かれたモンテフェルトロ公

 

△PAGE TOP

Copyright©2008-2013 All Rights Reserved by Anliecat