Anlie Catホームへいろんなくに CESKY KRUMLOV
2006初夏


チェコ国営鉄道のうわさは本当だったCesky Krumlov  2 日目(後半)

☆帰りのバスの時間が不明のまま取り急ぎチェックアウトして、赤門の先「 ブディェヨヴィツェ門 」をめざし歩くことにする。来た時にバスを降りた終点のターミナルではなく、ひとつ手前のバス停から帰りのバスに乗ることにしたのだ。あらかじめ調べていた写 真によると 屋根付きの待合い場所がありそうなのでわかりやすいかな・・とたかをくくったのが大間違いだった。結局、道路をぐるっとまわりこまなければならず、おまけに最初、反対の方の待合所(こちらにだけ売店がある)に行ってしまった。



バス停に向かう橋の上から(屋根の修理?)

おとぎの国ともお別れなのでする

 

プラハへの帰り道・バス


☆バス停についたものの時刻表がどれかわからない。バスを待っている人たちはほとんど地元の人達のようだ。誰かに尋ねようとみまわす。と、目があったひとりの小柄なおじさん。

チェスケー・ブディェヨヴィツェ?
 というと、時刻表らしきもののところに連れて行ってくれて指を差して時刻をおしえてくれる。
ジェクユ!ありがとう!  ちょっと言い慣れたチェコ語でお礼を言うと、恥ずかしそうにうなずくおじさん。


確かに、最初はあいそもなくて、笑顔もなくて、とっつきにくそうに見えるチェコの人達だったけど。わずかな滞在ながら、プラハでもここチェスキー・クルムロフでもこのおじさんを象徴に、ぶっきらぼうながらも親切に接してくれる人は多かったよ。


のんびりムードの地元の人々


ポスタ
そういえばジャコメッティ展もあったっけ


☆掲示版には、時刻表とともに たくさんのポスターが貼られていた。

もうすぐ始まる音楽祭のポスターかな?あと数日滞在したかったな。

バスにのりこむ。(運賃1人24コルナで行きより4コルナ安かった)
1時間たらずで 鉄道駅チェスケー・ブディェヨヴィツェに着く。
 

(注)行きのバス乗り場から少し離れた場所でおろされます。


12:37(クルムロフ)発  

13:20 (チェスケー・ブディェヨヴィツェ)着 


14:02 (チェスケー・ブディェヨヴィツェ)発 〜???

 

 

バス停
バス停 SPICAK


様々なポスター

 


車内風景

 

プラハへの帰り道・鉄道


☆チェスケー・ブディェヨヴィツェ駅にむかう。14:02 プラハ行き列車にのることにして切符をかう。運賃は行きと同じ252コルナだった。
お昼ごはんがわりのバケットサンド&お菓子パン?それにコーラを買う。
年に1,2 回 無性にコッカコ〜ラが飲みたくなる時がやってくるAnliecat.。高校生の時、毎日毎日2L 程のコークを飲み続け たあげく病院通いをするはめになり、医者から「コーク禁止令(タイソーな)」がでたという過去の体験の反動なのか?(笑)

コンパートメントは がら空きだった。風をいれるために窓を大きく開ける。昼ご飯がわりのサンド&コーラを終え 通路側に足を向けて長いすに寝ころぶと、 窓からの風が心地よい。はるか昔の頃、こんなふうに縁側に寝ころんで涼んでいたっけな。・・しばらくうとうとする・・・と、

途中の駅でチェコの若者が乗り込んできた。 風邪気味なのか、ものすごい音をたててハナをかみ続ける。
文字にすると、「ヴィヒョヒョヒョヒョ〜」かなぁ〜。鼻がとれてしまうんじゃないかってくらいの勢いで、ず〜っと。
この若者は とある駅で降りたのはいいけど、すぐに血相をかかえて戻ってきた。網棚に荷物を残していたのだ(汗)。

   

入れ替わりに、ラフなスタイルのおにいさん(左画像)がやって来た。
首から身分証明書のようなものを提げているのだが、これがいかにも「ニセ車掌」の雰囲気なのだ。
乗客は黙って切符を差しだし彼は慣れた手つきで検札をしていく。

どうやら本物らしい。

それにしても胸いっぱいに描かれた「England 」 の文字いりTシャツは、どうもねぇ〜。おまけに、衿と袖に赤の縁取りつき空色のTシャツだぜぇ。

このシャショーの頼りなさは のちほど判明する。


プラハへの道・列車?バス?列車?



一足先に線路をこえてバスに向かう人々

 

ふと気づくと、16:30からもう30分近く、列車が止まったっきりだ。それもどうやら駅と駅の間で立ち往生しているらしい。状況がまったくつかめないまま、さらに20分ほどたつ。予定からするとすでにプラハには着いているころだから、きっとプラハのすぐ手前までは来てるはずだよねぇ〜。

いったい何があったのだろう?そしてここは何処?

通路にでてくる乗客もいれば、何事もないかのように座席で隣の人と喋り続けている人もいる。 先ほどの 兄ちゃんシャショーを見かけたので質問するが 英語が通 じない。身振り手振りからすると、「ちょっと待て」ということらしい。あせっている様子でもなく、のんびり通 路を行き来している。

しばらくすると、 ふたつ先のコンパートメントからチェコの女の子がやってきた。どうやら少し英語がわかるらしく、シャショーに頼まれて状況の説明にきてくれたようだ。

何とか理解したことは、レールに問題が生じて(どんな問題かはまだ誰にもわからない?!!)これ以上列車は進めないので、代わりのバスに乗り換えることになった・・ということ。列車の窓から後ろをのぞくと、確かに2台ほどのバスが見える

そうか、これがうわさに聞いていた『 意味なく止まり、代行バスにのせられる チェコ国営鉄道 』なのか。

予備情報があったため余裕のネコだった。このあたりまでは。

う==========っ乗り遅れるかもぉ〜。

やっぱり、降りてバスに向かった方がいいんじゃない?  と、Anliecat 。
彼は、車内で待てといったわ   ゆずらないズヴェトラーナ(これが女の子の名前です)。


・・・おもむろに列車があとずさりし始めた。どうやら前の駅まで引き返すらしい。駅の裏にバスが一台(後にもう一台来る)待機していた。が、すぐには乗せてくれない様子なので、ノドのかわききったネコは飲み物をもとめて構内へ急いだ。

売店は見あたらず、自販機が目につく。赤と白の紙コップの写 真を見て反射的に「コッカコーラだ」と思いこんだアホネコがここにいた。取り出そうとしたその手に触れたのはあつ〜〜〜〜いコーヒー!

ちゃうちゃう、欲しいのはつめた〜い飲み物だよぉ〜」。

バスのことも気になるし ノドはからからだし、あせりまくりのこのネコは何を思ったのか、もう一度コインを入れ別 のボタンを押してしまったのだ。
結果は目に見えて悲惨そのもの 。両手にあつ〜いコーヒーをかかえ、
そうなの、このあつ〜いコーヒーが飲みたかったのよねぇ。こんな時こそ熱いコーヒーで冷静にならなくちゃね
みたいなすまし顔でバスまでひきかえすのだった(こころは涙)。
カップの絵←こんなん、欲しくないよぉ・・・・


駅
この駅を過ぎてしばらくしてから列車は止まった


それにしてもチェコの人達は本当に辛抱強いように見える。口々に何かを言い合ってはいるがおとなしく待っているのだ。社会主義時代のなごりで「待つ」ということが日常的に身に付いているのかにゃぁ。

対照的にチェコ語のわからない我々旅行者は、それぞれの母国語で駅長さんに詰め寄っている。なにせ英語の説明もないのだから、わけがわからないのだ。幸いにも Anliecatたちは、ズヴェトラーナのおかげでその都度ある程度の状況は把握できた。

やっとバスに乗り込むことを 許されたのはいいが、いくら待っても動かない。満員の車内は蒸し風呂状態だ。しばらくして運転手がやってきて何か言う。どうやら「Uターンするので全員降りてくれ」ということらしい 。

んなバカな。これにはさすがのチェコ乗客もキレた?。あちこちから怒鳴り声があがる。・・・が、結局はおとなしく降りるのだった。再びバスに乗り込んだ時には、この駅で下車してからすでに一時間が過ぎていた。


駅

後に、ここまで後戻りした列車から下車しバスへ移動

ぎゅうぎゅう詰めの車内でまたも噂(情報)がとびかう。バスは、どうやら問題のあるレール(未だどんな問題かは不明)の先の駅までしか行かず、そこから再び別の列車に乗り換えるらしい(ゲーッ)。そうこうしているうちに「どこか」(としかいえないのでする)に着いて皆おろされる。。

☆ 再び列車に乗り込むための大移動がはじまる。右下の写真のストライプの女性なんかはもうフラフラだよ。
やっと列車に乗り込み席につく。が、これまた動かない。

待っている間に息もたえだえのおばあちゃんがやってきて、ズヴェトラーナの隣に腰をおろした。 いまにも倒れそうに見えた。


よーじや(あぶらとり紙で有名な京都の化粧品屋さん)』の宣伝用うちわを持っていたAnliecatは、さっそくあおいでやる。

大丈夫ですか?  話しかける。と、弾丸のように次から次へと言葉がでてくる。

ひぃいぇ〜。息もたえだえだったはずなのにぃ〜? もちろんひと言も意味はわからない。助けを求めようとズヴェトラーナを見た。彼女は反対隣の男の子と何やら話しながらうなずきあっている。眉をひそめているのが妙だ。

彼女はいま、こどもの靴下を家で繕っている・・とかいうような話をしているのね。チェコの年寄りはすぐに、自分がいかに立派な母親なのかということを他人によくアピールするの。かなわんわ〜。・・・ということらしいけど、どこの国もおなじだよ、ズヴェトラーナ!

そうこうしているうちに、やっと列車が動き出した。それにしてもどうしてプラハまでバスで行かないんだろう? 問題のあるレールの区間だけバスを使い遠回りして、ただ次の駅に運ぶだけなんて!終点までまだまだ先があるんだったらともかく、せいぜい2、3 駅手前での出来事なんだよ。わからん。
おばあちゃんの声はいつしか小さくなっている。 ズヴェトラーナといえば、相変わらず携帯をかたときも離さず誰かと連絡を取り合っている ようだ。
聞くとプラハ駅で恋人と待ち合わせしているらしく、そのために他の街からプラハに出てきたのに・・とのこと。彼女はかつてはプラハに住んでいたが、今は別 の街の大学院にいるらしい。一緒に過ごせる時間が限られているのにかわいそうだよにゃぁ〜。


再び大移動がはじまる

結局、プラハまでの乗車時間はたいしたことはなく、何事もなかったかのように列車はプラハの駅に着いたのだった。チャン、チャン♪

14:02 (チェスケー・ブディェヨヴィツェ)発 〜19:20ころプラハ着

5時間以上の長旅でしたっ。このうち待ち時間が2 時間くらいかな(やれやれ)

女性

 

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